ゴー宣DOJO

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トッキー
2012.7.4 05:28震災・原発問題

原発利権保守・櫻井よしこのヌケヌケ大ウソ連発コラム!

先日大阪府市の特別顧問を辞任した
飯田哲也氏が、週刊朝日7月6日号で、
橋下徹市長への
「決別の辞」を語っています。

飯田氏は橋下市長に電力は足りるということを示し、
「まったく譲る必要はない」といっていたのに、
橋下は「もう足りる、足りないという話は
モードとしては終わったんでね」と取り合わず、

飯田氏は、終わるどころか、
足りるかどうかが一番重要なのに
なぜそんなことを言うのか
理解できなかったと言っています。

あくまでもお人好しの飯田氏は、
橋下が最初から脱原発など考えておらず、
自分は騙されて利用されたとは
今でも思っていないようですが、
早く決別できたことは誠によかったと思います。

しかし、
「飯田氏を騙してブレーンにつけてる」と
指摘した『ゴー宣』が載ってる「SAPIO」が
まだ書店に並んでいる間にこの展開、
早い早い!

今回の『ゴー宣』、大反響です。
もしかして、これでみんな
橋下徹の正体に気づいちゃったかな?

一方、マダム・ミスリードこと
櫻井よしこは、

今日も原発利権を守るため、
ウソをつきまくっています!!

原発利権にしがみつきたい
人たちには
最も都合の悪い
再生可能エネルギー
全量固定価格買取制度
(フィードインタリフ=FIT)
が始まってしまったものだから、
もう必死です!!

週刊新潮7月5日号の連載コラムで櫻井は、
「ドイツのFITはうまくいっていない」
という毎度のデマの流布に躍起になっています。

しかし、ドイツ・フライブルク在住の
環境ジャーナリスト、村上敦氏のブログによると、
「今でも、ドイツ社会や再生可能エネルギー、
FITに関わる人の間では、FITは失敗した、と
考えている人はほとんどいない」
ということです。
http://blog.livedoor.jp/murakamiatsushi/archives/51594885.html

「基本的に、多くの専門家は、FITは合理的な法制度であり、

再生可能エネルギーを安価に、急速に普及させるためには、
最も有効な法律の1つだと考えているはずです」

「世界における各種の再生可能エネルギー施設の
低価格化にドイツのFITが果たした役割は非常に大きく、
これを失敗と結論付けることはできないでしょう」

と村上氏は記しています。

ドイツメディアが「高すぎる国民負担」を
批判することはあるけれども、
それはFITの制度そのものが問題なのではなく、
想像以上に迅速に展開した市場に対応して
買い取り価格をうまく設定することができなかった
政治的な問題だということです。

ところが櫻井よしこは、まさに
「高すぎる国民負担」をドイツメディアが
批判しているという実例を挙げ、
ドイツのFIT自体が失敗しているかのような
ペテンをヌケヌケと書いています!

原発利権を守るために!

村上氏によると、ドイツには
常時86から87ギガワットの発電施設があり、
そのうち40から45ギガワット発電できれば
電力の安定供給ができ、
原発(総出力20.5ギガワット)が
全部止まっても、全く問題ないそうです。

フランスから電力を輸入していたのは、
単にその方が安かったからです。

ところが櫻井よしこは、
「ドイツはエネルギー基盤をフランスから
輸入する原発の電力に頼っており、その
原発否定論は
最初から成り立たない」という
大ウソをヌケヌケと書いています!

原発利権を守るために!!

4月にドイツの太陽電池メーカー大手
Qセルズなどの
企業が倒産しましたが、
これは中国などから
安価な太陽光パネルが
流入してきて、
価格競争で対抗できなくなったからで、
ドイツの太陽光パネルの設置はその後も
どんどん進んでいます。

ところが櫻井よしこは、
Qセルズの倒産を、あたかも
自然エネルギーの導入が時期尚早である
「教訓」であるかのように印象付け、
「直ちにFITを見直し、
同時に原子力発電の重要性に気づき、
その技術革新の先頭に立つことが
日本の将来のためだ」という
インチキをヌケヌケと書いています!

原発利権を守るために!!!

もう、この人を「マダム・ミスリード」なんて
呼ぶのも生ぬるい気がしてきました。

この人は、単なる
ウソつき女です!!
トッキー

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